manapick career
メニュー

保育士の仕事内容・年収・なり方

出典確認日:2026-10-30/公開日:2026-10-30/分野:保育・教育/別名:保育教諭

専門的知識及び技術をもって、子どもの保育を行うとともに、保護者に対し子育てに関する支援や助言・指導を行う。

年収の目安は、2025年賃金構造基本統計調査の対応分類「保育士」による平均年収換算で427.6万円です。

収入データの読み方

平均年収換算
427.6万円
月の現金給与額
285.7千円
年間賞与・特別給与
847.9千円
平均年齢
40.3歳

統計分類は「保育士」です。全国・男女計・企業規模計(10人以上)・一般労働者(短時間労働者以外)の集計で、集計された人の推計は291,510人です。

計算方法と統計の対象

計算方法は「(2025年6月のきまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額) × 1000」です。

対応する職種分類の平均年収換算です。分類に複数の職業が含まれる場合は、その合算の平均です。

2025年6月の給与×12と、原則2024年1〜12月の賞与等を組み合わせた換算値です。

税・社会保険料控除前の給与額です(手取り額とは異なります)。初任給や求人の提示額とは別の統計です。

雇われて働く人の給与統計です。対象は企業規模10人以上の一般労働者で、独立開業者の事業所得は含みません。

資格保有者全体の所得とは異なります。税理士は公認会計士と同じ分類、弁護士は法務従事者の分類に対応します。

仕事内容

専門的知識及び技術をもって、子どもの保育を行うとともに、保護者に対し子育てに関する支援や助言・指導を行う。認可保育所をはじめとする保育施設において、保護者が仕事のため日中に家庭で保育ができない場合など、主に就学前の保育を必要とする子どもの保育に従事する保育士が多くを占めている。他にも、後述するように保育所以外の児童福祉施設等、様々な職場がある。

保育所における保育は、子どもの健康・安全が守られ情緒の安定が図られることを基盤としたうえで、生活や遊びのなかで周囲の環境と関わりあう体験を通して資質・能力が育まれていくという幼児教育の基本的な考え方のもと行われる。保育内容は「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」という5つの領域からなっており、保育士は、保育が適切に展開されるよう、一人一人の発達過程や状況を踏まえながら指導計画を作成し、保育に当たる。

保育所にはゼロ歳から6歳までの子どもがいるので、担当する子どもの年齢によって、仕事の内容や対応の仕方が異なる。例えば、乳児を保育する場合には、授乳やおむつの取り替えを行ったり、幼児期の終わりが近くなると小学校教育との接続を意識した活動を行ったりする。日々の保育では、食事やおやつ、着替え、午睡、排泄などの生活習慣に関わる援助や、集団での遊びや自然との触れ合いなど、子どもたちの発達や興味・関心に即した様々な遊びが生まれ、発展していくような環境づくりや働きかけを行う。

また、保育士は、常に子どもをよく観察して、具合が悪くなったり、怪我をした場合は、保護者や病院に連絡をとるなど、すぐに適切な処置を行う。また、送り迎えの際のやりとりや連絡帳などを通じて、日頃から保護者と子どもについての情報を共有し、必要に応じて相談や助言を行う。

さらに、保育日誌等の記録作成や行事の企画など、事務的な仕事もある。

就くには

保育士として働くには、保育士資格を取得することが必要である。資格取得に当たっては、養成課程のある学校や施設を卒業する、あるいは保育士試験に合格する方法がある。

養成課程の多くは、大学や短大、又は専門学校の中に2年以上の課程として設けられており、通信教育や夜間教育を行っているところもある。

保育士試験は各都道府県で年2回実施されており、短大・専門学校卒業者(大学に2年以上在籍して教養課程を修了した者を含む)や、児童福祉施設において5年以上(高校卒業者は2年以上)児童の保護に従事した者などが受験できる。また通常の試験とは別に「地域限定保育士試験」が実施されることもある。

なお、保育士資格の保有者は、児童館などの児童厚生員、児童自立支援施設の児童生活支援員にも就くことができる。

保育士は多くの子どもと接するので、一定の体力が必要である。子どもが好きで、理解と愛情を持ち、責任感があることが求められる。子どもに何かあれば、いち早く対応できるよう、応急処置などの知識やスキルも必要である。また、幼い子どもは意思表示がまだ十分にできないことが多く、同時に複数の子どもの相手をする場合もあるので、根気強くそれぞれの話を聞いたり行動を待ったりする忍耐力も必要となる。他の保育士等と協働して仕事を進めることが多いので、コミュニケーション能力も求められる。

労働条件の特徴

保育士のほとんどは保育所で働いているが、保育施設も種類は様々で、認可保育所、認可外保育施設、事業所内保育所、(病)院内保育所等がある。その他、児童養護施設、障害児施設、乳児院、母子生活支援施設、児童館、児童自立支援施設なども職場になる。長期入院中の子どもの保育に携わったり、各種の施設や事業所が、利用者や顧客のために行う臨時託児業務を担当するなど、保育士の資格や経験が役立つ職場も広がっている。また、就労と子育ての両立支援を目指す方向で、保育所の役割が見直されており、長時間保育や夜間保育、休日保育など、様々な形の保育が行われている。

賃金は、公営の施設で働く場合、原則として公務員の給与基準にしたがって定められている。

労働時間や勤務形態は施設によって異なり、児童養護施設など24時間入所施設では、2交替制や3交替制、あるいは宿直勤務を行う場合もある。保育所では早朝や夕方に保育時間を延長しているため、交替で時差勤務をしている。休憩は、子ども達が昼寝をしているときなどに交替でとることが多い。

共働き世帯の増加や、利用者の多様な保育ニーズに対応する必要もあり、国としても保育施策の充実を掲げていることから、引き続き大幅な需要増が見込まれる。

関連資格

  • 保育士

資格の要否と取得経路は、「就くには」の記述と、資格制度の公式情報で確認してください。

企業例・働く場の例(公式確認済み)

次の組織は、公式ページで保育士に関わる職種や採用の案内を確認した例です。最新の募集状況は各公式ページに載っています。

manapick編集部による確認のポイント

保育士は、専門的な知識と技術をもって子どもの保育を行うとともに、保護者に対して子育てに関する支援や助言、指導を行う仕事である。働く場の中心は認可保育所をはじめとする保育施設で、保護者が仕事のため日中に家庭で保育ができない場合などに、主に就学前の保育を必要とする子どもの保育に従事する。保育所の保育は、子どもの健康と安全が守られ、情緒の安定が図られることを基盤に、生活や遊びのなかで周囲の環境と関わり合う体験を通して資質や能力が育まれるという幼児教育の基本的な考え方のもとで行われる。保育内容は「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」という五つの領域からなっており、保育士は一人一人の発達過程や状況を踏まえながら指導計画を作成し、保育に当たる。保育所には0歳から6歳までの子どもがいるため、担当する年齢によって仕事内容は変わり、乳児では授乳やおむつの取り替え、幼児期の終わりが近づけば小学校教育との接続を意識した活動を行う。日々の保育では、食事やおやつ、着替え、午睡、排泄などの生活習慣に関わる援助に加え、集団での遊びや自然との触れ合いなど、子どもの発達や興味に即した遊びが生まれる環境づくりや働きかけを行う。子どもをよく観察し、具合が悪くなったり怪我をしたりした場合は、保護者や病院に連絡するなど速やかに対応する。送り迎えの際のやりとりや連絡帳を通じて保護者と情報を共有し、相談や助言を行うこと、保育日誌などの記録作成や行事の企画といった事務的な仕事も含まれる。

保育士として働くには、保育士資格を取得することが必要である。取得の方法は二つあり、一つは養成課程のある学校や施設を卒業する方法で、養成課程の多くは大学や短大、専門学校の中に2年以上の課程として設けられ、通信教育や夜間教育を行っているところもある。もう一つは保育士試験に合格する方法で、試験は各都道府県で年2回実施され、短大や専門学校の卒業者、児童福祉施設で一定期間児童の保護に従事した者などに受験資格がある。通常の試験とは別に、地域限定保育士試験が実施されることもある。なお、保育士資格の保有者は、児童館などの児童厚生員や、児童自立支援施設の児童生活支援員にも就くことができる。

収入の目安として示す金額は、出所を確認して読む必要がある。本サイトの年収換算は、賃金構造基本統計調査の統計分類「保育士」に基づく平均年収換算で、427.6万円となっている。

職場の例として、本サイトでは株式会社日本保育サービスと株式会社ポピンズエデュケアを挙げている。日本保育サービスでは、公式採用サイトに保育士や総合職保育士の職種が設けられ、子どもの好奇心や自主性を大切にする保育が紹介されている。ポピンズエデュケアでは、公式の新卒採用案内に、保育と教育を組み合わせる考え方と保育士等の職種が示されている。運営会社によって保育の方針は異なるため、企業例はその違いを調べる入口として使い、実際の募集内容は各社の公式採用情報で確認してほしい。

次に確認することとして、自分の進路が養成課程への進学か保育士試験かによって準備の進め方が変わるため、受験資格や試験の実施方法を都道府県の公式案内で確かめ、関心のある園の運営方針を公式情報で比べておくとよい。

よくある確認

保育士の年収はどのくらいですか

2025年賃金構造基本統計調査で保育士に対応する分類「保育士」の平均年収換算は427.6万円です。対応する職種分類の平均年収換算です。分類に複数の職業が含まれる場合は、その合算の平均です。

保育士はどんな仕事ですか

専門的知識及び技術をもって、子どもの保育を行うとともに、保護者に対し子育てに関する支援や助言・指導を行う。

保育士になるにはどうすればよいですか

保育士として働くには、保育士資格を取得することが必要である。資格取得に当たっては、養成課程のある学校や施設を卒業する、あるいは保育士試験に合格する方法がある。

保育士に必要な資格はありますか

関連資格として 保育士 が挙げられます。要否と取得経路は、このページの「就くには」と公式情報で確認してください。

保育士の平均年齢はどのくらいですか

2025年賃金構造基本統計調査で保育士に対応する分類「保育士」の平均年齢は40.3歳です。

示されている年収は中央値ですか

いいえ。本サイトの金額は「(2025年6月のきまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額) × 1000」で計算した平均年収換算であり、年収の中央値ではありません。平均は高収入層の影響を受けるため、典型的な一人分の収入と一致するとは限りません。

学びにつなぐ

保育士の詳細解説(career解説)を読む

同じ分野の職業ページ

企業例のある職業の一覧/556職業の名録で探す

出典

仕事内容・就くには・労働条件・関連資格の本文は、職業情報提供サイト(job tag)解説系ダウンロードデータ ver.7.01(独立行政法人労働政策研究・研修機構)に基づきます。 収入は2025年賃金構造基本統計調査の対応分類による平均年収換算です。