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大工の仕事内容・年収・なり方

出典確認日:2026-10-30/公開日:2026-10-30/分野:建設・土木・電気工事/別名:大道具係、建築大工、墨出し工(大工)、造作大工、舞台製作大工、プレハブ住宅組立工(大工)、町大工、宮大工

一般住宅、とりわけ木造住宅の新築や増改築の計画、構造施工の中核的な作業を行う。

年収の目安は、2025年賃金構造基本統計調査の対応分類「大工」による平均年収換算で485.5万円です。

収入データの読み方

平均年収換算
485.5万円
月の現金給与額
360.3千円
年間賞与・特別給与
531.3千円
平均年齢
50.2歳

統計分類は「大工」です。全国・男女計・企業規模計(10人以上)・一般労働者(短時間労働者以外)の集計で、集計された人の推計は19,310人です。

計算方法と統計の対象

計算方法は「(2025年6月のきまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額) × 1000」です。

対応する職種分類の平均年収換算です。分類に複数の職業が含まれる場合は、その合算の平均です。

2025年6月の給与×12と、原則2024年1〜12月の賞与等を組み合わせた換算値です。

税・社会保険料控除前の給与額です(手取り額とは異なります)。初任給や求人の提示額とは別の統計です。

雇われて働く人の給与統計です。対象は企業規模10人以上の一般労働者で、独立開業者の事業所得は含みません。

資格保有者全体の所得とは異なります。税理士は公認会計士と同じ分類、弁護士は法務従事者の分類に対応します。

仕事内容

一般住宅、とりわけ木造住宅の新築や増改築の計画、構造施工の中核的な作業を行う。

大都市圏を中心に建物の高層化・不燃化が進み、鉄骨造・鉄筋コンクリート造など木造でない建築も増えているが、その内部には木質系の素材を使用する場合が多い。そうした内部設備の加工、組立て、取付けを行うことも多い。

仕事は、木工事を中心に、構造組み、造作加工などの作業の他に、建築計画を立て、建築主と相談しながら費用を見積り、工期を設定し、必要な資材や技能者を手配するなど工事請負人としての仕事や、建築現場で他職種の技能者を組織して、計画どおり工事が進むようにする工事管理の仕事など、広範囲にわたる。

住宅建築では、プラスチック系や金属系、窯業系など、木材系以外の建築資材が多用されている。それに合わせて、そうした建築資材の性質や、接着剤、接合金物類などの知識が求められる。また、ノコギリやノミ、カンナなど古くからある道具の他に、いろいろな電動工具・加工機具が使われるようになり、そうした工具・機具を使いこなすことも求められる。大工は工務店の経営者であることが多く、そうした場合には、工程・品質・原価など、工事を管理していくための知識や、人を指揮する能力も要求される。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

工具(かなづち、のこぎり、ノミ、カンナ等の手動工具、ドリル等の電動工具、加工器具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。工務店への入職や大工の親方(棟梁)に弟子入りする方法と、公共職業訓練校や事業所内職業訓練校で所定の訓練を行った上で事業所へ就職する方法などがある。

大工は、伝統技術を受け継ぎながら新しい住宅建築への要求に応えていくだけの向上心と器用さ、更には体力が必要とされる。ただし、電動工具などの大道具の機械化で大工の仕事の肉体的な負荷の軽減も進んでいる。

技術と統率力が向上すれば独立することも可能である。工務店の経営者になると工程、品質、原価など工事を管理していくための知識や指導力が求められる。なお、規模の大きな木造住宅の設計、工事管理をするためには、「二級建築士」や「木造建築士」の資格が必要で、親方の多くは、二級建築士や木造建築士資格を保有している。

労働条件の特徴

作業現場が移動することや屋外での作業が多い。現場が遠い場合、実働時間を確保するために往復時間の分だけ拘束時間が長くなることもある。屋外での作業は季節によっては日照の長短や天候の影響を受けやすい。

雇用形態は、「常用」で日給月給による雇用契約と、「手間請負」の契約がある。「常用」の労働時間は原則として8時間である。「手間請負」では、作業者との合意の上で早出や残業を行ったりする例もある。週休制を導入している場合が多く、お盆と年末、正月に休みとなるほか、特定の祝日を休む業者もある。天候の状況で雨天が休日になる場合や寒冷地・積雪地などでは冬季休業のケースもある。

関連資格

  • 二級建築士
  • 木造建築士

資格の要否と取得経路は、「就くには」の記述と、資格制度の公式情報で確認してください。

企業例・働く場の例(公式確認済み)

次の組織は、公式ページで大工に関わる職種や採用の案内を確認した例です。最新の募集状況は各公式ページに載っています。

manapick編集部による確認のポイント

大工の仕事は、一般住宅、とりわけ木造住宅の新築や増改築において、計画と構造施工の中核的な作業を担うことである。木造でない建築が増えた都市部でも、内部には木質系の素材が使われることが多く、そうした内部設備の加工、組立て、取付けも仕事に含まれる。実際の作業は、構造組みや造作加工といった木工事にとどまらない。建築計画を立て、建築主と相談しながら費用を見積もり、工期を設定し、必要な資材や技能者を手配する工事請負人としての仕事や、現場で他職種の技能者を組織して計画どおりに工事を進める工事管理の仕事まで、範囲は広い。扱う資材も木材だけでなく、プラスチック系や金属系、窯業系など多様化しており、それぞれの性質や接着剤、接合金物類の知識が求められる。道具はノコギリやノミ、カンナといった古くからの手工具に加え、電動工具や加工機具を使いこなすことも欠かせない。

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。進み方としては、工務店へ入職する方法、大工の親方である棟梁に弟子入りする方法、公共職業訓練校や事業所内職業訓練校で所定の訓練を受けたうえで事業所へ就職する方法などがある。技術を磨いた先には独立という進み方もあり、工務店の経営者になると、工程や品質、原価を管理する知識や指導力が求められるようになる。なお、規模の大きな木造住宅の設計や工事監理を行うには「二級建築士」や「木造建築士」の資格が必要であり、親方の多くはこれらの資格を保有している。

本サイトの年収換算は、賃金構造基本統計調査の統計分類「大工」に基づく平均年収換算で、485.5万円となっている。集計された人の平均年齢は50.2歳です。実際の受け取り方は、雇用形態や契約の形で変わります。

職場の例としては、本サイトでは住友林業株式会社の大工職を挙げている。同社には企業内訓練校「住友林業建築技術専門校」があり、その大工職養成訓練を修了した技能者が、木造住宅「住友林業の家」の建築・施工に携わっている。訓練校を併せ持つ企業と、工務店や弟子入りといった経路とでは、技術を身につける過程の形が異なる。企業例は経路の一例を示すものであり、最新の募集や訓練の内容は、各社の公式採用情報で確認してほしい。

次に確認することとして、自分が目指す経路が工務店への入職か訓練校経由かによって、資格取得や独立までの道筋がどう変わるかを、公式の採用情報や訓練校の案内で比べておくとよい。

よくある確認

大工の年収はどのくらいですか

2025年賃金構造基本統計調査で大工に対応する分類「大工」の平均年収換算は485.5万円です。対応する職種分類の平均年収換算です。分類に複数の職業が含まれる場合は、その合算の平均です。

大工はどんな仕事ですか

一般住宅、とりわけ木造住宅の新築や増改築の計画、構造施工の中核的な作業を行う。

大工になるにはどうすればよいですか

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。工務店への入職や大工の親方(棟梁)に弟子入りする方法と、公共職業訓練校や事業所内職業訓練校で所定の訓練を行った上で事業所へ就職する方法などがある。

大工に必要な資格はありますか

関連資格として 二級建築士、木造建築士 が挙げられます。要否と取得経路は、このページの「就くには」と公式情報で確認してください。

大工の平均年齢はどのくらいですか

2025年賃金構造基本統計調査で大工に対応する分類「大工」の平均年齢は50.2歳です。

示されている年収は中央値ですか

いいえ。本サイトの金額は「(2025年6月のきまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額) × 1000」で計算した平均年収換算であり、年収の中央値ではありません。平均は高収入層の影響を受けるため、典型的な一人分の収入と一致するとは限りません。

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出典

仕事内容・就くには・労働条件・関連資格の本文は、職業情報提供サイト(job tag)解説系ダウンロードデータ ver.7.01(独立行政法人労働政策研究・研修機構)に基づきます。 収入は2025年賃金構造基本統計調査の対応分類による平均年収換算です。