倉庫作業員の仕事内容・年収・なり方
出典確認日:2026-10-30/公開日:2026-10-30/分野:運搬・清掃・包装・選別/別名:仕分作業員(倉庫)
倉庫において、貨物・資材・荷物の搬入・搬出、積み卸し、開梱(こん)・詰め替えなどの作業に従事する。
年収の目安は、2025年賃金構造基本統計調査の対応分類「その他の運搬従事者」による平均年収換算で406.5万円です。
収入データの読み方
- 平均年収換算
- 406.5万円
- 月の現金給与額
- 296.5千円
- 年間賞与・特別給与
- 507.2千円
- 平均年齢
- 46.3歳
統計分類は「その他の運搬従事者」です。全国・男女計・企業規模計(10人以上)・一般労働者(短時間労働者以外)の集計で、集計された人の推計は605,160人です。
計算方法と統計の対象
計算方法は「(2025年6月のきまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額) × 1000」です。
対応する職種分類の平均年収換算です。分類に複数の職業が含まれる場合は、その合算の平均です。
2025年6月の給与×12と、原則2024年1〜12月の賞与等を組み合わせた換算値です。
税・社会保険料控除前の給与額です(手取り額とは異なります)。初任給や求人の提示額とは別の統計です。
雇われて働く人の給与統計です。対象は企業規模10人以上の一般労働者で、独立開業者の事業所得は含みません。
資格保有者全体の所得とは異なります。税理士は公認会計士と同じ分類、弁護士は法務従事者の分類に対応します。
仕事内容
倉庫において、貨物・資材・荷物の搬入・搬出、積み卸し、積み直し、開梱(こん)・詰め替えなどの作業に従事する。
倉庫作業員は、貨物の内容や数量に間違いがないか検品し、貨物の特性に合わせて倉庫等へ入庫する。倉庫は大まかに分けると主に普通倉庫、冷蔵倉庫、水面倉庫(原木等)の三種類がある。保管貨物は多岐にわたるので、品質、用途等に応じて細心の注意を払い、常温保管、定温保管、定湿保管、冷蔵保管等、適切な保管を行う。
冷蔵倉庫等の場合、温度管理が重要となる。入出庫する製品が、倉庫の特性(保管温度等)にあっているか、輸送のトラックの庫内温度と作業する場所の温度管理、荷主との打ち合わせも重要である。外気にふれて製品が溶けたり、劣化しないようにする。保管でも適切な温度管理を行う。
管理事項としては、荷物の保管場所の管理、在庫管理、商品日付管理、入庫順管理、機械番号管理などがある。
出庫の際は、配送先別、方面別に仕分け、トラック単位に荷揃え(にぞろえ)し、指定された時間に合わせ出庫を行う。
入庫・出庫・保管作業では、コンピュータ端末の指示データに基づいてフォークリフトなどの作業機械を利用して貨物を出し入れし、併せて貨物の記録を行う。
入出庫作業は、必ず入出庫伝票に合わせて行う他、倉庫内の安全管理、整理整頓、清掃を心掛ける。その他にダンボールなど梱包資材やパレット、コンテナの管理も行う。
小規模の倉庫会社では、倉庫作業員が関連事務も兼ねるケースが多い。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
フォークリフト、パレット、コンテナ、クレーン、デリック、荷役機械器具、パソコン
就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、フォークリフト運転技能者や危険物取扱者の資格を持っていると有利となる。
倉庫作業員は、倉庫会社、運送会社などに就職する。
倉庫業者は、倉庫ごとに一人の倉庫管理主任者を置かなければならない。倉庫管理主任者の資格は実務経験と講習受講で取得できる。
この他、危険物取扱者、クレーン運転士、フォークリフト運転者、玉掛技能者、はい作業主任者等も取得すると仕事の幅が広がる。また、冷蔵倉庫の場合は、冷凍機械責任者などの資格を取得すると有利である。
体を動かす仕事であるため一定の体力が必要となる。荷物が壊れたり、紛失したりすることがないように、責任感や注意力、記憶力及び空間把握に関する能力なども求められる。
労働条件の特徴
勤務先は普通倉庫会社、冷蔵倉庫会社、農業倉庫会社、運送会社、港湾運送会社等である。
雇用形態、賃金、労働時間等の労働条件は就業場所により異なり、勤務先の規定による。輸出入貨物を扱う会社では、船の入出港との関係で時間が不規則となる場合がある。鮮度商品を扱う場合や、ジャスト・イン・タイム配送を行う荷主の場合などは、時間外が多くなることもある。
就業者は高齢化しているが、近年では荷役機械器具の発達により、厳しい労働ではなくなっている。ただし、冷凍倉庫にあっては、夏場など外気と庫内温度の差が激しく、作業規定に十分留意して作業に当たる必要がある。
インターネット等での通信販売の普及により倉庫の需要は増えており、倉庫作業員の人手不足が顕著になっている。
関連資格
- 冷凍機械責任者
- フォークリフト運転技能者
- 危険物取扱者(甲種)
- 危険物取扱者(乙種)
- 危険物取扱者(丙種)
- クレーン・デリック運転士(クレーン限定)
- 玉掛技能者
- はい作業主任者
- 倉庫管理主任者
- 陸災防フォークリフト荷役技能検定1級
- 陸災防フォークリフト荷役技能検定2級
資格の要否と取得経路は、「就くには」の記述と、資格制度の公式情報で確認してください。
企業例・働く場の例(公式確認済み)
次の組織は、公式ページで倉庫作業員に関わる職種や採用の案内を確認した例です。最新の募集状況は各公式ページに載っています。
- 新日本流通サービス株式会社(倉庫内作業スタッフ(食品物流センター))
食品物流センターでデジタルピッキング仕分け(ランプが光った場所で表示数量の商品をピッキング)と、ケース商品のピッキング・積み口までの運搬を行う。
公式ページ:軽作業スタッフ募集(大津市)|新日本流通サービス株式会社 採用サイト(確認日 2026-10-29)
manapick編集部による確認のポイント
倉庫作業員の仕事は、倉庫において貨物・資材・荷物の搬入・搬出、積み卸し、積み直し、開梱・詰め替えなどの作業に従事することです。入庫の際は、貨物の内容や数量に間違いがないか検品し、貨物の特性に合わせて倉庫等へ入庫します。倉庫は大まかに分けると普通倉庫、冷蔵倉庫、水面倉庫の三種類があり、保管貨物は多岐にわたるため、品質や用途などに応じて、常温保管、定温保管、定湿保管、冷蔵保管など適切な保管を行います。冷蔵倉庫等の場合、温度管理が重要となり、輸送のトラックの庫内温度と作業する場所の温度管理、荷主との打ち合わせも重要です。管理事項としては、荷物の保管場所の管理、在庫管理、商品日付管理、入庫順管理、機械番号管理などがあります。出庫の際は、配送先別・方面別に仕分け、トラック単位に荷揃えし、指定された時間に合わせて出庫を行います。入庫・出庫・保管作業では、コンピュータ端末の指示データに基づいてフォークリフトなどの作業機械を利用して貨物を出し入れし、併せて貨物の記録も行います。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされませんが、フォークリフト運転技能者や危険物取扱者の資格を持っていると有利となります。就職先は倉庫会社、運送会社などです。倉庫業者は、倉庫ごとに一人の倉庫管理主任者を置かなければならず、その資格は実務経験と講習受講で取得できます。このほか、危険物取扱者、クレーン運転士、フォークリフト運転者、玉掛技能者、はい作業主任者などを取得すると仕事の幅が広がり、冷蔵倉庫の場合は冷凍機械責任者などの資格を取得すると有利です。体を動かす仕事であるため一定の体力が必要となり、荷物が壊れたり紛失したりすることがないよう、責任感や注意力、記憶力、空間把握に関する能力なども求められます。
勤務先は普通倉庫会社、冷蔵倉庫会社、農業倉庫会社、運送会社、港湾運送会社などです。雇用形態、賃金、労働時間等の労働条件は就業場所により異なり、勤務先の規定によります。輸出入貨物を扱う会社では、船の入出港との関係で時間が不規則となる場合があり、鮮度商品を扱う場合やジャスト・イン・タイム配送を行う荷主の場合などは、時間外が多くなることもあります。就業者は高齢化していますが、近年では荷役機械器具の発達により、厳しい労働ではなくなってきています。ただし冷凍倉庫にあっては、夏場など外気と庫内温度の差が激しく、作業規定に十分留意して作業に当たる必要があります。インターネット等での通信販売の普及により倉庫の需要は増えており、倉庫作業員の人手不足が顕著になっているとされます。
この職業に対応する統計分類「その他の運搬従事者」の年収換算平均は406.5万円、平均年齢は46.3歳です。企業例として、公式採用情報で確認できる例に新日本流通サービス株式会社の倉庫内作業スタッフ(食品物流センター)があります。食品物流センターでデジタルピッキング仕分け(ランプが光った場所で表示数量の商品をピッキング)と、ケース商品のピッキング・積み口までの運搬を行う働き方で、倉庫作業の現場をイメージする材料になります。
よくある確認
倉庫作業員の年収はどのくらいですか
2025年賃金構造基本統計調査で倉庫作業員に対応する分類「その他の運搬従事者」の平均年収換算は406.5万円です。対応する職種分類の平均年収換算です。分類に複数の職業が含まれる場合は、その合算の平均です。
倉庫作業員はどんな仕事ですか
倉庫において、貨物・資材・荷物の搬入・搬出、積み卸し、開梱(こん)・詰め替えなどの作業に従事する。
倉庫作業員になるにはどうすればよいですか
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、フォークリフト運転技能者や危険物取扱者の資格を持っていると有利となる。
倉庫作業員に必要な資格はありますか
関連資格として 冷凍機械責任者、フォークリフト運転技能者、危険物取扱者(甲種)、危険物取扱者(乙種)、危険物取扱者(丙種)、クレーン・デリック運転士(クレーン限定)、玉掛技能者、はい作業主任者、倉庫管理主任者、陸災防フォークリフト荷役技能検定1級、陸災防フォークリフト荷役技能検定2級 が挙げられます。要否と取得経路は、このページの「就くには」と公式情報で確認してください。
倉庫作業員の平均年齢はどのくらいですか
2025年賃金構造基本統計調査で倉庫作業員に対応する分類「その他の運搬従事者」の平均年齢は46.3歳です。
示されている年収は中央値ですか
いいえ。本サイトの金額は「(2025年6月のきまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額) × 1000」で計算した平均年収換算であり、年収の中央値ではありません。平均は高収入層の影響を受けるため、典型的な一人分の収入と一致するとは限りません。
学びにつなぐ
出典
仕事内容・就くには・労働条件・関連資格の本文は、職業情報提供サイト(job tag)解説系ダウンロードデータ ver.7.01(独立行政法人労働政策研究・研修機構)に基づきます。 収入は2025年賃金構造基本統計調査の対応分類による平均年収換算です。