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事務 / 職業分類 06_036-04

ネット通販の運営とは

ネット通販事業において、Webサイトや商品の管理、受注・発注の処理や、顧客への対応を行う。

別名インターネット通信販売受付事務員ネットショップ事務員ネット通販運営事務員

このページの位置付け JILPTの公式解説データを項目別に再構成した職業名録の詳細です。写真・動画は転載していません。個別に人が執筆・確認した独自解説は、該当職業のみ別リンクで表示します。

どんな仕事か

ネット通販の業務は、「フロント業務」と「バックヤード業務」に大きく分けられる。このうちネット通販の運営はサイト管理、商品管理、商品情報登録、顧客対応、受発注管理、在庫管理などの「バックヤード業務」を担当する。

ネット通販とは、実店舗をもたない通信販売の一形態で、EC(electronic commerce)とも呼ばれている。ECは、法人向け(BtoB)、消費者向け(BtoC)、個人間(CtoC)などの形態がある。この中で、特に消費者向けの取引を「ネットショップ」と呼んでいる。ここでは主に企業が運営するネット通販事業の運営について述べる。

企業規模、業務形態がECモール出店型か自社サイト運営型か、BtoB型(法人向け)かBtoC型(消費者向け)かなどの違いによって業務内容は大きく異なるが、基本業務としては、多数の商品を正確に効率よく取り扱う商品管理、お客の注文を受けてから商品を発送するまでの受発注管理、トラブルなくサイトを安定的に運営するサイト管理が上げられる。また、在庫管理、売り上げ管理等も行う。加えて、お客からの問い合わせ、苦情、商品交換・返品の要望にも随時、対応する。

規模の小さい企業では1人の担当者が運営全般を担っているが、規模の大きな企業では、顧客対応はコールセンターが対応するなど分業化が進んでいる。

いずれにせよ、「フルフィルメント業務」を担当若しくは監督するのが運営担当の仕事である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

パソコン、スマートフォン

就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新卒の場合は、ネット通販企業かネット通販部門をもつ企業に入職してネット通販部門に配属、若しくは他部門に配属された後、異動により担当するという形になる。中途採用の場合は、職種を限定した求人がほとんどなので、そのままネット通販部門に配属になるケースが多い。急成長分野であるため、人材不足の状況であり、即戦力が期待される中途採用などの求人は多い。

なお、ネットショップを個人で開業して食品を販売する場合には食品衛生法に基づく営業許可が必要なように、扱う商品によっては販売免許が必要なこともある。

ECに関する関心と知識があること、パソコンやスマートフォンなどの情報機器を抵抗感なく使いこなせることが求められる。基本的にはデスクワークが多いが、社内の各部署との連携・連絡が欠かせない仕事でもあり、フットワーク良く横断的なコミュニケーションをとる機動性も必要である。また、運営の仕事は、「事故がなくて当たり前」の「裏方」業務であり、常に全体を見渡しつつ地道で堅実な作業ができることが求められる。直接お客に対応する仕事もあり、誠実に丁寧な対応ができるコミュニケーション能力も重要である。

働く条件・環境の特徴

勤務先、雇用形態、地域、企業規模によって異なります。個別求人の待遇や採用可能性を示すものではありません。

ネット通販の運営主体としては、自社製品を販売するメーカー系の事業者、実店舗も運営している流通系の事業者、カタログ販売やテレビショッピングを展開してきた通販系の事業者、オンラインのみの販売を前提に出品や出店企業を集めて運営するECプラットフォーム系の事業者に分かれる。

個人で開業をする場合を除けば、基本的に企業の中の職務(仕事)であり、労働時間や給与などの待遇は各社の社内規定に準拠する。

年齢的には、20代後半から30代、40代前半が中心のところが多い。扱う商品や事業形態によって異なるが、比較的女性の比率が高い仕事である。

日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)の市場規模は26.1兆円であり、年々拡大している。そのうち、物販系分野(食品、生活家電、衣類、生活雑貨等)をみると15.2兆円、また、EC化率は9.8%と上昇しており、商取引の電子化が進展している。書籍、映像・音楽ソフト(56.5%)、生活家電、AV機器、PC・周辺機器等(43.0%)のように高い値を示すものもある。なお、国内のBtoB-EC(企業間電子取引)の市場規模は514.4兆円、また、EC化率は43.1%と増加傾向にある。(2024年時点*)。ネット通販の仕事については引き続き需要が見込まれる。

*経済産業省 令和6年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)

関連資格

公式解説データに関連資格の記載はありません。資格が不要であることを断定する表示ではありません。

資格の必須・任意、受験要件、制度変更は、応募先と資格実施団体の公式情報を確認してください。

関連団体

出典と確認範囲

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」。職業情報提供サイト(job tag)より2026年7月13日にダウンロードし、項目別に構造化しました。

データセット更新日
2026-04-27
この職業の解説領域更新年
2019
写真・動画
使用していません
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