職業名録へ戻る
サービス / 職業分類 09_056-03

ソムリエとは

ワインを中心とする飲料のスペシャリストとして、ホテルやレストランでワインの仕入れから接客サービスまでを担当する。

別名ソムリエール

このページの位置付け JILPTの公式解説データを項目別に再構成した職業名録の詳細です。写真・動画は転載していません。個別に人が執筆・確認した独自解説は、該当職業のみ別リンクで表示します。

どんな仕事か

ワインを中心とする飲料等のスペシャリストとして、幅広い分野で、飲料等の提供、紹介、啓蒙、普及等のために専門的な助言等を行う。ここでは、主に、ホテルやレストランで働くソムリエについて記述する。

ソムリエとは、飲食、酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関、酒類製造のいずれかの分類に属し、酒類、飲料、食全般の専門的知識・テイスティング能力を有するプロフェッショナルをいう。

ソムリエの役割は、飲食店もしくは酒類・飲料を販売する施設における飲料等の提供、ならびに商品の適切な紹介とサービスの提供を中心に、啓蒙・普及・研究・教育を目的とした専門的な助言や清潔で衛生的な食事環境の維持など広範に及ぶ。

飲食店におけるソムリエの具体的な仕事は、店舗特性および料理に相応しいワインを選定し、仕入れ、管理をすることである。

開店前には、セラーの整理整頓、ワインおよび飲料を補充し、グラスなどサービスに使用する什器備品を清潔かつ整然と準備し、テーブルセッティングを行う。お客の要望(嗜好、予算、酒量)や料理に合うワインおよび飲料を勧め(食前酒、食中酒、食後酒)、その飲料に応じて適切なグラスを選び、適切な温度、適当な方法(エアレーション、デキャンティング等)で提供する。

ソムリエは飲料を通じて、それぞれのお客様の食事がより美味しく、より楽しく、快適なものになるよう、飲料を提案し、正確かつ迅速に、その飲料の品質を最大限に高めるためのサービスを行う。

就くには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。資格がなくてもソムリエの仕事に就くことはできるが、ソムリエとして活躍するためには豊富な知識とそれを活かすための才能や経験が必要であることから、資格試験に合格したソムリエは認定バッジを胸元につけ、業務にあたる者が多い。

ソムリエの資格はソムリエの定義・役割・求められる能力に適うと認められた者に対して、日本においては一般社団法人日本ソムリエ協会(以下J.S.A.)により認定される。

ソムリエの資格は、①酒類・飲料を提供する飲食サービス ②酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、製造、教育機関講師 ③酒類・飲料を取り扱うコンサルタント業務のいずれかを3年以上経験しているなどの受験資格を満たした上で、年1回の日本ソムリエ協会(J.S.A)の認定試験を受験し、合格すると取得できる。ソムリエの試験内容としては、CBT試験、テイスティング(利き酒)、論述試験、サービス実技等がある。また、ソムリエの資格を取得して3年以上経った者で、かつ通算10年以上の実務経験がある者はソムリエ・エクセレンスの認定試験を受験できる。

世界の酒類・飲料について、歴史、産地、品種、品質等級、世界の料理の知識と酒類・飲料との相性などの知識が必要となる。すぐれた味覚や嗅覚のセンスが求められる。

働く条件・環境の特徴

勤務先、雇用形態、地域、企業規模によって異なります。個別求人の待遇や採用可能性を示すものではありません。

飲食店はもちろん酒類・飲料の流通、販売、製造事業者等で勤務している者、教育機関等の講師、コンサルタント業にもソムリエは存在する。なかでも、飲食店に勤務しているソムリエが多い。

ソムリエの資格保有者のうち、女性は約4割となっている。最近では女性のソムリエが増加している(2025年1月1日時点*)。

飲食店に勤務する場合は、勤務時間はシフト制になっていることが多く、土日祝日に関係なく勤務している。

*一般社団法人日本ソムリエ協会 「資格保有者・合格率一覧」

関連資格

  • ソムリエ

資格の必須・任意、受験要件、制度変更は、応募先と資格実施団体の公式情報を確認してください。

関連団体

出典と確認範囲

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」。職業情報提供サイト(job tag)より2026年7月13日にダウンロードし、項目別に構造化しました。

データセット更新日
2026-04-27
この職業の解説領域更新年
2019
写真・動画
使用していません
ページ生成
公式データを機械的に構造化。個別の人手編集記事ではありません

誤りや更新の必要性にお気づきの場合は訂正窓口へお知らせください。