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入国審査官の仕事内容・年収・なり方

出典確認日:2026-10-31/公開日:2026-10-31/分野:事務

外国人の出入国審査及び日本人の出帰国の確認、在留する外国人の在留審査、不法に滞在する外国人の違反審査等各種の審査業務等を行う。

年収の目安は、2025年賃金構造基本統計調査の対応分類「その他の一般事務従事者」による平均年収換算で528.7万円です。

収入データの読み方

平均年収換算
528.7万円
月の現金給与額
357.1千円
年間賞与・特別給与
1001.5千円
平均年齢
44歳

統計分類は「その他の一般事務従事者」です。全国・男女計・企業規模計(10人以上)・一般労働者(短時間労働者以外)の集計で、集計された人の推計は950,670人です。

計算方法と統計の対象

計算方法は「(2025年6月のきまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額) × 1000」です。

対応する職種分類の平均年収換算です。分類に複数の職業が含まれる場合は、その合算の平均です。

2025年6月の給与×12と、原則2024年1〜12月の賞与等を組み合わせた換算値です。

税・社会保険料控除前の給与額です(手取り額とは異なります)。初任給や求人の提示額とは別の統計です。

雇われて働く人の給与統計です。対象は企業規模10人以上の一般労働者で、独立開業者の事業所得は含みません。

資格保有者全体の所得とは異なります。税理士は公認会計士と同じ分類、弁護士は法務従事者の分類に対応します。

仕事内容

我が国を訪れる外国人の出入国審査及び日本人の出帰国の確認、我が国に在留する外国人の在留審査、我が国に不法に滞在する外国人の違反審査等各種の審査業務等を行う。

出入国審査では、日本に入国しようとする外国人に対して、所持する旅券(パスポート)や査証(ビザ)が有効であること、日本で行う活動が出入国管理及び難民認定法(以下「入管法」という。)に規定する在留資格に該当し、申請内容が虚偽でないかなどを審査する。

在留審査では、入国を認められた外国人が与えられた在留期間を超えて在留する、又は在留目的を変更して引き続き在留するための申請をした場合に、入管法に定められた在留資格に基づく活動に該当するかどうかなどを審査する。

違反審査では、日本に不法入国したり、許可された在留期間を超えて滞在したりする不法滞在者に対して、入管法に定められた退去強制事由に該当するかどうかを審査する。

また、日本にいる外国人からの申請に基づき、難民条約上の難民である者に対する難民の認定業務なども行う。

このほか、「受入環境調整担当官」として地方公共団体等と連携・協力して外国人との共生社会の実現に向け地域における多文化共生施策を推進する。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

パソコン

就くには

法務省の外局である出入国在留管理庁所属の国家公務員である。入国警備官採用試験のような独自の試験はなく、人事院による国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験又は高卒者試験)を受験し、最終合格した者の中から、各地方出入国在留管理局の面接を経て出入国在留管理庁職員として採用される。当初は,法務事務官として採用され、勤務経験を重ねることにより入国審査官になる。

採用後には、様々な研修が用意されている。採用後間もない職員に対しては「初等科研修」として基礎的な法律知識や入管職員として必要な実務知識を修得させるための研修が基本的に全寮制により行われる。研修後は,入国審査官の補助業務や一般事務に従事し、入国審査官として必要な知識と技術の修得に努める。採用後4年以上の職員を対象として実施される「中等科研修」では、より高度な法律知識の修得や実務の習熟を図るための講義・実習が行われる。この他、「語学委託研修」として、語学学校の専門課程で英語、中国語などを学ぶ「長期委託研修」(3か月程度)や、勤務終了後に語学学校に通学する「在勤地研修」などがある。

入庁後、入国審査官として様々な業務経験を積み上位の役職への昇進がある。

常に外国人と接するため、語学力を発揮できる機会も多い。また、関連の法律知識、文書鑑識に関する知識等に加え、豊かな国際感覚も求められる。

労働条件の特徴

札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡にある地方出入国在留管理局、その下部機関である7支局(成田空港、羽田空港、横浜、中部空港、関西空港、神戸、那覇)及び61か所の出張所に勤務することとなる(法務事務官として,2カ所の入国管理センターに勤務する場合もある。)。おおむね2年から3年のサイクルで異動があり、本庁を含め、採用された管区以外でも勤務することがある。また、外務省に出向し、在外公館勤務となり、諸外国に一定期間居住し、業務を行うこともある。

入国審査官は全国で3,988人である(2025年度)

給与は、国家公務員法に基づき、行政職としての俸給と諸手当が支給される。

勤務時間・休日は原則として1週当たりの勤務時間は38時間45分(週休2日制)であり、1日7時間45分の勤務である。職場によっては夜勤を含む交替制勤務、土日祝日の勤務もある。休暇制度等は国家公務員法の規定による。

国家公務員であるので、国家公務員等共済組合に加入し、各種の福利厚生制度や年金制度の適用を受ける。

企業例・働く場の例(公式確認済み)

次の組織は、公式ページで入国審査官に関わる職種や採用の案内を確認した例です。最新の募集状況は各公式ページに載っています。

manapick編集部による確認のポイント

入国審査官は、外国人の出入国審査や在留審査など、出入国管理に関わる各種の審査業務を行う国家公務員です。日本を訪れる外国人の出入国審査と日本人の出帰国の確認に加え、日本に在留する外国人の在留審査、不法に滞在する外国人の違反審査などを担います。全国の入国審査官は3,988人です(2025年度)。

出入国審査では、入国しようとする外国人について、旅券(パスポート)や査証(ビザ)が有効であること、日本で行う活動が出入国管理及び難民認定法に定める在留資格に該当すること、申請内容に虚偽がないことなどを審査します。在留審査では、在留期間を超えて滞在したい、在留目的を変更して引き続き在留したいといった申請に対し、在留資格に基づく活動に該当するかどうかを判断します。違反審査では、不法入国や在留期間を超えた滞在をした人について、退去強制事由に該当するかどうかを審査します。難民条約上の難民の認定業務も行うほか、「受入環境調整担当官」として地方公共団体などと連携・協力し、外国人との共生社会の実現に向けて地域の多文化共生施策を推進する役割もあります。

入国審査官に独自の採用試験はなく、入口は人事院の国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験または高卒者試験)です。最終合格した人の中から、各地方出入国在留管理局の面接を経て、出入国在留管理庁の職員として採用されます。当初は法務事務官として採用され、勤務経験を重ねることで入国審査官になります。採用直後には、基本的に全寮制で行われる「初等科研修」で基礎的な法律知識と実務知識を学び、その後は入国審査官の補助業務や一般事務に従事しながら知識と技術を身につけます。採用後4年以上の職員を対象とする「中等科研修」や、英語・中国語などを学ぶ語学研修も用意されており、常に外国人と接する仕事柄、語学力を発揮する機会も多くあります。関連の法律知識や文書鑑識の知識に加え、豊かな国際感覚も求められます。

勤務地は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡の地方出入国在留管理局と、その支局・出張所で、おおむね2〜3年のサイクルで異動があり、採用された管区以外で勤務することもあります。外務省に出向して在外公館に勤務する道もあります。給与は国家公務員法に基づき行政職の俸給と諸手当が支給され、勤務時間は原則として1週38時間45分、1日7時間45分の週休2日制ですが、職場によっては夜勤を含む交替制勤務や土日祝日の勤務もあります。収入の目安として、賃金構造基本統計調査の分類「その他の一般事務従事者」の数値を見ると、平均年収換算528.7万円、平均年齢は44歳です。この分類は一般事務従事者全体の平均であり、入国審査官だけの数値ではない点に留意してください。

働く場の例は出入国在留管理庁です。同庁の職員紹介では、関西国際空港などで外国人の上陸審査や出国確認、日本人の出帰国の確認といった出入国審査業務に携わる姿や、在留審査業務の様子が紹介されています。空港の審査の現場から在留管理まで、国の出入口を支える仕事の幅の広さがうかがえます。

よくある確認

入国審査官の年収はどのくらいですか

2025年賃金構造基本統計調査で入国審査官に対応する分類「その他の一般事務従事者」の平均年収換算は528.7万円です。対応する職種分類の平均年収換算です。分類に複数の職業が含まれる場合は、その合算の平均です。

入国審査官はどんな仕事ですか

外国人の出入国審査及び日本人の出帰国の確認、在留する外国人の在留審査、不法に滞在する外国人の違反審査等各種の審査業務等を行う。

入国審査官になるにはどうすればよいですか

法務省の外局である出入国在留管理庁所属の国家公務員である。入国警備官採用試験のような独自の試験はなく、人事院による国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験又は高卒者試験)を受験し、最終合格した者の中から、各地方出入国在留管理局の面接を経て出入国在留管理庁職員として採用される。当初は,法務事務官として採用され、勤務経験を重ねることにより入国審査官になる。

入国審査官に必要な資格はありますか

この職業の解説では、入職に必須の資格は示されていません。学歴や資格の要否は、このページの「就くには」と公式情報で確認してください。

入国審査官の平均年齢はどのくらいですか

2025年賃金構造基本統計調査で入国審査官に対応する分類「その他の一般事務従事者」の平均年齢は44歳です。

示されている年収は中央値ですか

いいえ。本サイトの金額は「(2025年6月のきまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額) × 1000」で計算した平均年収換算であり、年収の中央値ではありません。平均は高収入層の影響を受けるため、典型的な一人分の収入と一致するとは限りません。

学びにつなぐ

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出典

仕事内容・就くには・労働条件・関連資格の本文は、職業情報提供サイト(job tag)解説系ダウンロードデータ ver.7.01(独立行政法人労働政策研究・研修機構)に基づきます。 収入は2025年賃金構造基本統計調査の対応分類による平均年収換算です。