どんな仕事か
長さ、質量、温度、圧力、流量、体積などの量を表示、指示、記録する器具である計器を組み立てる。
計器の種類は多種多様であり、はかり、温度計、気圧計、ガスメーター、水道メーターなどがある。
計器組立は、熟練を要する組立・調整の作業といえる。多くの計器は多種少量生産であるため、コンベアーによる流れ組立は少なく、計器のうちの一定部分ごとにいくつかのユニットを決めて一人一人がその決められたユニットの組立を行う場合が多い。これら組立てられたユニットを更に総合組立工程に移し、組立、調整し製品にまとめる。そして最終検査をして出荷する。
各組立工程では、金属・合成樹脂・電子材料などでつくられた精密な部品を正確に組み立てるため、個人的な技能差が出ないようにそれぞれの工程で治具(じぐ)を用いて部品が所定どおりセットできるようにし、ドライバーでのネジ締め、ボルト締め、カシメ、接着、はんだ付けなどの作業を行う。これらの組立作業は、通常、各組立ごとに(個人ごとに)工程図に基づいて行われる。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
治具、ドライバー、はんだごて、ピンセット
就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。
工業系の高校、機械・電気系の専門学校等を卒業し計器メーカーに入職するのが一般的である。他の職業からの中途採用もある。
新規学卒者は、学校、ハローワークの紹介がほとんどである。中途採用は、ハローワーク、新聞、求人広告等で行われている。
入職直後は、簡単なユニット組立作業を行い、仕事に慣れ経験を積み重ねるに従い複雑なユニット組立作業へ、更には総合組立作業へと進む。これらの組立作業の経験を経て、次の工程である「調整・検査工程」では、組み立てられた製品が所定の値にあるかを基準器と比較して確かめ、必要に応じ微調整を行う。これらの作業は、組立作業の経験がないとうまくできない。経験を積んで現場の責任者等になる場合もある。
機械や電気についての初歩的な知識があれば作業の習得、上達に役に立つ。細かい部品をピンセットやドライバーなどを使って取り扱うために手先の器用さや、視力がよいことも求められる。また、座って長い時間、同じ姿勢で作業を続けられる集中力や根気強さも重要である。
働く条件・環境の特徴
勤務先、雇用形態、地域、企業規模によって異なります。個別求人の待遇や採用可能性を示すものではありません。
勤務先は計器メーカー等である。職場は全国に広がっている。
賃金、労働時間等労働条件は、勤務先の規定による。
計器の製造は、清潔で静かな作業環境で行われている。組立作業は座って行い、同じ姿勢での作業が続く場合が多い。
汎用的な計器については組立作業の標準化、機械化、自動化が進むとともに、海外への移転が増える傾向にある。一方で、国内で生産される計器は特注品を中心に品質の高度化が要請されており、熟練技術を要する組立・調整作業は今後も一定の需要がある。
関連資格
公式解説データに関連資格の記載はありません。資格が不要であることを断定する表示ではありません。
資格の必須・任意、受験要件、制度変更は、応募先と資格実施団体の公式情報を確認してください。
関連団体
出典と確認範囲
出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」。職業情報提供サイト(job tag)より2026年7月13日にダウンロードし、項目別に構造化しました。
- データセット更新日
- 2026-04-27
- この職業の解説領域更新年
- 2019
- 写真・動画
- 使用していません
- ページ生成
- 公式データを機械的に構造化。個別の人手編集記事ではありません
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