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研究・技術 / 職業分類 02_005-01

林業技術者とは

林業試験場などにおいて、樹木の育成、森林の生育環境、樹木の伐採方法など林業技術に関して研究し、指導する。

別名山林用種苗技術者森林病害虫防除技術者普及指導員(林業)

このページの位置付け JILPTの公式解説データを項目別に再構成した職業名録の詳細です。写真・動画は転載していません。個別に人が執筆・確認した独自解説は、該当職業のみ別リンクで表示します。

どんな仕事か

森林のもつ多面的機能を持続的に発揮させるため、森林整備や木材利用等を推進する。

森林は、土砂の流出や崩壊の防止をはじめ、洪水や渇水の緩和、水質の浄化、動植物の生息・育成の場の提供、地球温暖化防止のための二酸化炭素の吸収・貯蔵、木材等の林産物の供給、環境教育の場の提供など多様な機能を有している。これらの機能を持続させるため、林業技術者は、森林経営、造林、森林保護、治山治水、林木の伐採、技術開発・普及、木材の加工・利用など、多くの専門分野で活躍している。

林業に関する専門知識や技術を活用し、現地調査を行って測量や標本の採取をしてデータを集める。その上で、森林の管理・経営についての具体的な計画や方法を練り、プランとしてまとめる。計画の実施にあたっては、作業現場に出かけていき、林業作業者などへの監督・指導や、森林所有者などへの普及指導等を行うとともに、担当区域の森林を巡回して生育状況や異常の有無を点検し、森林資源の維持・管理にあたる。

また、木材・紙・パルプ工場において木材やチップの調達・貯材・加工利用などの計画立案に携わる場合もある。

海外で技術協力を行っている林業技術者もいる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

就くには

林業技術者は、大学農学部や農業高校の森林、林業、林産関係学科などで専門知識を学んでいることが一般的である。

官公庁に勤めるには、公務員試験に合格する必要がある。民間の場合は、学校への求人などにより入社試験を受けて就業するのが一般的である。

仕事は様々な専門分野にわたっているため、その専門によって必要とされる知識も異なり、植物、特に樹木や森林植物生態学、病理、菌類、昆虫、土壌などの生物関係学、治山・治水・林道などの土木工学、あるいは伐採・搬出などの機械工学、林業経営や木材流通などの経営・経済学、木材工学、木材化学など広範にわたる。関連資格として、文部科学省所管の技術士(森林部門)、国土交通省所管の測量士、農林水産省所管の林業普及指導員、林業技士などがある。官公庁などの場合は、入職してから林野庁の森林技術総合研修所などで更に専門教育を受ける。

林業作業者を指導・監督して仕事を進めたり、森林所有者などへの技術の普及を行うため、指導力・統率力や、協調性、コミュニケーション力が必要である。森林の持つ多面的機能の観点から、調査力、計画力、判断力、公共に奉仕する責任感も求められる。

働く条件・環境の特徴

勤務先、雇用形態、地域、企業規模によって異なります。個別求人の待遇や採用可能性を示すものではありません。

森林・林業、国土保全、環境保全に関係した官公庁(林野庁、国土交通省、環境省)や木材・紙・パルプ会社などで働く。開発途上諸国で熱帯林保全などの技術協力を行う者もいる。

森林や木材を扱うため、農山村地域の近くが職場となることが多い。

就業者の多くは男性であるが、最近では女性の活躍もみられるようになっている。

森林の管理・経営の仕事では、野外での調査・測量作業、林業作業者の指導・監督、森林所有者などへの普及指導が多く、木材工場や技術開発では、施設内での仕事が多い。

地球の温暖化、酸性雨、生物の多様性など地球環境の問題は森林と深いかかわりを持ち、地球環境の保全に森林の果たす役割が大きいことから、今後も林業技術者の知識が求められる場面も多い。

関連資格

  • 林業技士
  • 林業普及指導員
  • 技術士(森林部門)
  • 測量士
  • 1級林業技能士
  • 2級林業技能士
  • 3級林業技能士

資格の必須・任意、受験要件、制度変更は、応募先と資格実施団体の公式情報を確認してください。

関連団体

出典と確認範囲

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」。職業情報提供サイト(job tag)より2026年7月13日にダウンロードし、項目別に構造化しました。

データセット更新日
2026-04-27
この職業の解説領域更新年
2019
写真・動画
使用していません
ページ生成
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