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医療・看護・保健 / 職業分類 04_026-01

はり師・きゅう師とは

東洋医学や現代医学に基づき、患者の症状の改善のためにはりやきゅうでツボを刺激する。

別名灸師鍼灸師鍼師

このページの位置付け JILPTの公式解説データを項目別に再構成した職業名録の詳細です。写真・動画は転載していません。個別に人が執筆・確認した独自解説は、該当職業のみ別リンクで表示します。

どんな仕事か

はり師は身体のツボをはりで刺激し、きゅう師はツボをきゅうで暖めることで、人間の自然治癒力を活性化させて病気を治療する。

はり・きゅう治療の背景である東洋医学では、「気」(生命エネルギー)が全身をめぐり生命を保っていて、「気」のめぐりが悪くなると病気になると考える。「気」のとどこおりや詰まりを調整する場所がツボ(経穴)であり、ここを刺激することで人間の自然治癒力を高める。副作用がほとんど見られない医療法といわれている。

はり治療に用いるはりは直径0.2㎜の髪の毛ほどの太さである。患者の症状に応じて、ツボを指で探し当てて、消毒したはりをトントンと叩くようにして瞬間的に皮膚を通過させる。患部だけでなく、その周辺の神経にも刺激を与える。また、皮膚に刺したはりを電極にして弱い電流を流すことによって、はりの効果を倍増させる方法も行われている。

きゅう治療の場合は、指で患部周辺を押してツボを探し、ツボに適量のもぐさをのせ線香の火をつけて燃やし、熱の刺激で治療する。また、皮膚の上ではなく台座の上にもぐさを置く方法もある。

実際にははり師ときゅう師の両方の免許を持って施術をしている人が多い。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

はり、きゅう

就くには

職業としてはり・きゅうを行うには、はり師免許、きゅう師免許を取る必要がある。

はり師試験、きゅう師試験を受けるには、認定された専門学校か大学・短大ではり・きゅうの技能と知識を3年以上修学する必要がある。視力障害者の場合は、盲学校や視力障害センターなどで学ぶことが多い。なお、視覚障害者の場合には、中学校卒でも5年の教育を受ければ、国家試験の受験資格が得られる。

はり・きゅう治療院などに数年間勤務して経験を積んでから、独立開業するケースが多く見られる。

患者に直接接して治療することから、治療技術に加えて適切なコミュニケーションを通して相手の気持ちを和ませ、信頼関係を築くことが求められる。

働く条件・環境の特徴

勤務先、雇用形態、地域、企業規模によって異なります。個別求人の待遇や採用可能性を示すものではありません。

働く場としては、はり・きゅう治療院、病院・医院、養成機関などがあり、これらに勤務するほか、独立して開業する人もいる。

就業はり師は136,736人、就業きゅう師は134,730人(2024年末時点*)となっている。

スポーツ選手がはり治療を受けることもあり、サッカー、水泳、テニス、陸上競技など多くの分野で利用されている。

はり・きゅうには、治療効果だけでなく、肉体の疲労を取り除いて活性化させたり、精神的なリラクセーション効果も期待されている。東洋医学が見直されるとともに、はり・きゅうへの関心も高まっており、さまざまな症状への治療や、痛みを取り除いたり緩和する効果が研究されている。

*厚生労働省 衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況

関連資格

  • はり師
  • きゅう師

資格の必須・任意、受験要件、制度変更は、応募先と資格実施団体の公式情報を確認してください。

関連団体

出典と確認範囲

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」。職業情報提供サイト(job tag)より2026年7月13日にダウンロードし、項目別に構造化しました。

データセット更新日
2026-04-27
この職業の解説領域更新年
2019
写真・動画
使用していません
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