職業名録へ戻る
医療・看護・保健 / 職業分類 04_026-02

柔道整復師とは

打撲、捻挫、脱臼、骨折などの各種損傷に対して、手を用いた応急的または医療補助的方法により、その回復を図る。

別名整骨師接骨師

このページの位置付け JILPTの公式解説データを項目別に再構成した職業名録の詳細です。写真・動画は転載していません。個別に人が執筆・確認した独自解説は、該当職業のみ別リンクで表示します。

どんな仕事か

スポーツや日常生活の中で生じた、打撲、捻挫、脱臼及び骨折などの各種損傷に対して、外科手術、薬品の投与等の方法ではなく、手を用いた応急的若しくは医療補助的方法により、その回復を図る(徒手整復)。

治療の過程は、各種損傷に対して、評価、整復、固定、後療法、指導管理などに分かれる。

評価では、患者の症状を聞く問診、患部を観察する視診、患部に触れて診断する触診を行い、患者の状態を把握し、柔道整復師の業務範囲かどうかを判断する。その後、損傷の程度や患者の自然治癒力に合わせて治療方針を決定する。

整復では、骨折による骨の損傷や、脱臼・捻挫時の関節部分のずれなどを、手技により正常な状態に戻す。固定では、患部の治癒の促進、再転倒などの防止、痛みの軽減のために、ギプスなどの固定材やテーピングなどで患部を固定する。

後療法は、整復や固定による処置後の治癒を促進したり、早期に正常な運動機能を取り戻すことができるように行うもので、手技療法、運動療法、温熱などによる物理療法がある。また、以上の治療を行う間は、患者の日常生活について適切な指導管理を行い、患部に悪影響が生じないようにする。

骨折や脱臼の場合には、応急手当てを行う以外は、治療について医師の同意を得てから行うこととされている。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等

レセコン・レセプトソフト、ギプス、テーピング用品

就くには

柔道整復師養成施設(専門学校・短大・大学)において、解剖学、生理学、病理学、衛生学その他必要な知識及び柔道整復の技能を3年以上修得したうえで、国家試験に合格する必要がある。

国家試験に合格すると、柔道整復師として開業する資格が得られるが、接骨院などで数年経験を積んでから、開業する場合が多い。

また独立開業せず、外科や整形外科に柔道整復師として勤務するケースもある。

働く条件・環境の特徴

勤務先、雇用形態、地域、企業規模によって異なります。個別求人の待遇や採用可能性を示すものではありません。

柔道整復師は独立開業するほか、接骨院や病院、介護・福祉施設での勤務、スポーツ分野でのトレーナーとして就業する場合がある。

治療院では顧客の都合に合わせるため夜間勤務をするケースもある。診療時間は接骨院等職場によるが、土日祝日に診療する場合もある。急患の場合は、時間外でも施術に応じる。独立開業している場合、保険診療による収入が主なものとなるが、患者数によって収入に幅がある。

伝統医学としての接骨術の歴史は長いが、1970年には、独立した「柔道整復師法」が制定された。柔道整復施術所数も年々増加を続けてきたが、近年、救急医療体制の充実によって、骨折などの疾患が病院で措置される傾向にあり、柔道整復師を取り巻く情勢は以前に比べ厳しくなっている。

このため、柔道整復師は専門性を生かしたきめ細かな治療を行い、地域で信頼を得ることで、地域に根ざした診療を行うことが必要となっている。

関連資格

  • 柔道整復師

資格の必須・任意、受験要件、制度変更は、応募先と資格実施団体の公式情報を確認してください。

関連団体

出典と確認範囲

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」。職業情報提供サイト(job tag)より2026年7月13日にダウンロードし、項目別に構造化しました。

データセット更新日
2026-04-27
この職業の解説領域更新年
2019
写真・動画
使用していません
ページ生成
公式データを機械的に構造化。個別の人手編集記事ではありません

誤りや更新の必要性にお気づきの場合は訂正窓口へお知らせください。