診療放射線技師の仕事内容・年収・なり方
出典確認日:2026-10-30/公開日:2026-10-30/分野:医療・看護・保健/別名:診療エックス線技師、レントゲン技師(医療)、放射線技師(医療)
医療の現場で医師・歯科医師の指示に基づいて、放射線による検査や、治療等に携わる。
年収の目安は、2025年賃金構造基本統計調査の対応分類「診療放射線技師」による平均年収換算で556.5万円です。
収入データの読み方
- 平均年収換算
- 556.5万円
- 月の現金給与額
- 376.4千円
- 年間賞与・特別給与
- 1048.0千円
- 平均年齢
- 41.1歳
統計分類は「診療放射線技師」です。全国・男女計・企業規模計(10人以上)・一般労働者(短時間労働者以外)の集計で、集計された人の推計は62,540人です。
計算方法と統計の対象
計算方法は「(2025年6月のきまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額) × 1000」です。
対応する職種分類の平均年収換算です。分類に複数の職業が含まれる場合は、その合算の平均です。
2025年6月の給与×12と、原則2024年1〜12月の賞与等を組み合わせた換算値です。
税・社会保険料控除前の給与額です(手取り額とは異なります)。初任給や求人の提示額とは別の統計です。
雇われて働く人の給与統計です。対象は企業規模10人以上の一般労働者で、独立開業者の事業所得は含みません。
資格保有者全体の所得とは異なります。税理士は公認会計士と同じ分類、弁護士は法務従事者の分類に対応します。
仕事内容
医療の現場で医師・歯科医師の指示に基づいて、放射線による検査や、治療等に携わる。
人体に放射線を当てると、内部の状態が陰影としてフィルムに写し出される。これを利用して、放射線を人体に照射して診断用写真を撮影するX線撮影、バリウム検査、マンモグラフィ(乳房撮影)などの仕事が最もよく知られている。病巣を立体的に診断するために、体位を変えて何枚も撮影したり、放射線のビームを体のまわりに回転して当て、その情報をコンピュータで画像化したりするCT検査も行う。
そのほか、体内に送りこまれたラジオアイソトープ(放射性同位体)を通じて、諸器官の働きや異常を外部から放射線測定機で調べる。また、放射線治療では、人体深部のガンに放射線を照射し、ガン細胞を破壊する。
放射線は大きな医療上の効果をもっているが、専門技師としてこの効用を最大限に利用すると同時に、被曝(ひばく)による危険を最小限にくいとどめるよう管理することも重要な仕事である。
また、放射線を用いないMRI検査(核磁気共鳴画像法)や超音波検査も行う。
◇ よく使う道具、機材、情報技術等
パソコン、医療機器(X線検査装置、マンモグラフィ、CT検査装置、放射線測定機、MRI検査装置、超音波検査装置等)
就くには
診療放射線技師になるには、厚生労働省が管轄する国家試験に合格し、診療放射線技師免許を得る必要がある。高校卒業後、大学(4年制)、短期大学(3年制)、専門学校(昼間3年制・夜間4年制)など国が指定した診療放射線技師教育機関にて規定の時間数を習得することで試験の受験資格を得ることができる。現在、3年制教育機関は4年制への移行が進んでおり、年々4年制大学が増加傾向にある。
入職経路としては、新規就職者は学校・養成所のあっ旋や専門誌の求人広告によることが多い。また、日本放射線技師会と各都道府県放射線技師会でも就職のあっ旋を行っている。
労働条件の特徴
病院や診療所で働く人がほとんどである。このほか保健所、企業の医務室、集団検診業で働く人もいる。勤務時間は通常は日勤体制であるが、救急患者に対応する病院などでは、休日や夜間の勤務となる場合もある。
労働環境として、放射線被曝を最小限にする工夫と健康管理が進んでおり、安全に配慮されるようになっている。
医療以外の分野でも原子力産業や電力会社などの工業分野で放射線の利用が拡大しているため、専門教育を受けている診療放射線技師の需要がある。
関連資格
- 診療放射線技師
- 第1種放射線取扱主任者
- 第2種放射線取扱主任者
資格の要否と取得経路は、「就くには」の記述と、資格制度の公式情報で確認してください。
企業例・働く場の例(公式確認済み)
次の組織は、公式ページで診療放射線技師に関わる職種や採用の案内を確認した例です。最新の募集状況は各公式ページに載っています。
- 横浜市立大学附属病院(診療放射線技師)
放射線部で一般撮影・透視、CT・MR・血管造影の撮影業務を行い、放射線治療やPET-CT・SPECT-CTによる核医学検査にも対応する。
公式ページ:診療放射線技師 | 横浜市立大学附属病院(確認日 2026-10-29)
manapick編集部による確認のポイント
診療放射線技師は、医療の現場で医師・歯科医師の指示に基づいて、放射線による検査や治療等に携わる仕事です。放射線を人体に照射して診断用写真を撮影するX線撮影、バリウム検査、マンモグラフィ(乳房撮影)などの仕事が最もよく知られています。病巣を立体的に診断するために、体位を変えて何枚も撮影したり、放射線のビームを体のまわりに回転して当て、その情報をコンピュータで画像化したりするCT検査も行います。そのほか、体内に送りこまれたラジオアイソトープ(放射性同位体)を通じて、諸器官の働きや異常を外部から放射線測定機で調べる検査もあります。また、放射線治療では、人体深部のガンに放射線を照射し、ガン細胞を破壊します。放射線は大きな医療上の効果をもっていますが、専門技師としてこの効用を最大限に利用すると同時に、被曝(ひばく)による危険を最小限にくいとどめるよう管理することも重要な仕事です。また、放射線を用いないMRI検査(核磁気共鳴画像法)や超音波検査も行います。
診療放射線技師になるには、厚生労働省が管轄する国家試験に合格し、診療放射線技師免許を得る必要があります。高校卒業後、大学(4年制)、短期大学(3年制)、専門学校(昼間3年制・夜間4年制)など国が指定した診療放射線技師教育機関にて規定の時間数を習得することで、試験の受験資格を得ることができます。現在、3年制教育機関は4年制への移行が進んでおり、年々4年制大学が増加傾向にあります。入職経路としては、新規就職者は学校・養成所のあっ旋や専門誌の求人広告によることが多く、日本放射線技師会と各都道府県放射線技師会でも就職のあっ旋を行っています。勤務先は、病院や診療所で働く人がほとんどで、このほか保健所、企業の医務室、集団検診業で働く人もいます。勤務時間は通常は日勤体制ですが、救急患者に対応する病院などでは、休日や夜間の勤務となる場合もあります。労働環境として、放射線被曝を最小限にする工夫と健康管理が進んでおり、安全に配慮されるようになっています。医療以外の分野でも原子力産業や電力会社などの工業分野で放射線の利用が拡大しているため、専門教育を受けている診療放射線技師の需要があるとされています。
統計分類「診療放射線技師」の年収換算の平均は556.5万円で、平均年齢は41.1歳です。実際の金額は勤務先や働き方によって異なります。働く場のイメージをつかむ材料として、公式採用情報で確認できる例に横浜市立大学附属病院があります。同病院では、放射線部で一般撮影・透視、CT・MR・血管造影の撮影業務を行い、放射線治療やPET-CT・SPECT-CTによる核医学検査にも対応する診療放射線技師の働き方が示されています。
よくある確認
診療放射線技師の年収はどのくらいですか
2025年賃金構造基本統計調査で診療放射線技師に対応する分類「診療放射線技師」の平均年収換算は556.5万円です。対応する職種分類の平均年収換算です。分類に複数の職業が含まれる場合は、その合算の平均です。
診療放射線技師はどんな仕事ですか
医療の現場で医師・歯科医師の指示に基づいて、放射線による検査や、治療等に携わる。
診療放射線技師になるにはどうすればよいですか
診療放射線技師になるには、厚生労働省が管轄する国家試験に合格し、診療放射線技師免許を得る必要がある。高校卒業後、大学(4年制)、短期大学(3年制)、専門学校(昼間3年制・夜間4年制)など国が指定した診療放射線技師教育機関にて規定の時間数を習得することで試験の受験資格を得ることができる。現在、3年制教育機関は4年制への移行が進んでおり、年々4年制大学が増加傾向にある。
診療放射線技師に必要な資格はありますか
関連資格として 診療放射線技師、第1種放射線取扱主任者、第2種放射線取扱主任者 が挙げられます。要否と取得経路は、このページの「就くには」と公式情報で確認してください。
診療放射線技師の平均年齢はどのくらいですか
2025年賃金構造基本統計調査で診療放射線技師に対応する分類「診療放射線技師」の平均年齢は41.1歳です。
示されている年収は中央値ですか
いいえ。本サイトの金額は「(2025年6月のきまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額) × 1000」で計算した平均年収換算であり、年収の中央値ではありません。平均は高収入層の影響を受けるため、典型的な一人分の収入と一致するとは限りません。
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出典
仕事内容・就くには・労働条件・関連資格の本文は、職業情報提供サイト(job tag)解説系ダウンロードデータ ver.7.01(独立行政法人労働政策研究・研修機構)に基づきます。 収入は2025年賃金構造基本統計調査の対応分類による平均年収換算です。